さいたま市見沼区で透析治療なら｜聖蹟プライムクリニック｜通院透析をご検討中の方へ、費用・制度について

健康保険に加入しており、人工透析を行っている患者さまの自己負担額を軽減できる制度です。「特定疾病療養受療証」を取得して医療機関に提示することで、血液透析の医療費自己負担額が月1万円または2万円に軽減できます。ただし、同一の医療機関でも、外来・入院・薬局は別扱いになります。

健康保険に加入している重度障害者（身体障害者手帳1級・2級）の方が医療機関を受診した際、国や自治体が医療費の自己負担分を助成する制度です。人工透析を受ける場合、身体障害者手帳1級の申請が可能な場合が多く、医療費負担の軽減につながります。助成内容や対象、所得制限などは自治体によって異なるため、事前の確認をおすすめします。

心身の障害を軽減・除去することを目的とした医療制度です。障害者の医療費の自己負担分を国が助成します。血液透析も対象となり、助成を受けるには身体障害者手帳を取得し、自立支援医療機関で治療を受けることが必要です。自己負担は原則1割ですが、世帯の所得などに応じてさらに自己負担額が減額される場合があります。

18歳未満の慢性腎不全などで透析治療が必要なお子さんは、この制度で医療費の自己負担分の助成を受けられます。長期療養が必要な子どもの健やかな成長を支えるために設けられた公的制度です。18歳以降も治療が必要であると認められる場合、20歳まで医療費の助成期間を延長できます。

これまでご紹介してきた医療費助成制度とは異なりますが、年金制度を活用することもできます。人工透析を受けている65歳未満の方は、「障害年金」の受給対象であり、負担を軽減することが可能です。受給要件や申請方法については、日本年金機構などの公式機関でご確認ください。

人工透析の費用に関わる直接的な補助制度ではありませんが、身体障害者手帳を取得すると、さまざまな障害福祉サービスが利用可能です。障害福祉サービスの内容や名称は自治体によって異なりますので、詳しくはお住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。